教頭派と反対派教師の犠牲!

あの日大川小学校で何が起きていたか 津波が迫る中で教師達は権力闘争
赤いのが市の広報車で、北上川の対岸でも一台が、何度か大川小に避難を呼びかけたが拒否されたという。

引用:http://www.asahicom.jp/special/10005/images/TKY201112160192.jpg

2011年の東日本大震災の後で発生した津波で、石巻市大川小学校の生徒と教員ら84人が不明になり、児童の保護者らが起こした裁判の判決がありました。

2016年10月26日仙台地裁は保護者らの訴えを認めて市と県に対し、約14億円の損害賠償を命じました。

なぜ津波という自然災害が裁判で争われ、一審判決が出るまでに5年も掛かったのでしょうか。
          当初は自然災害が原因と思われていたが、詳細が明らかになるにつれて、教師らが闘争を繰り広げて、津波からの避難を禁止したのが分かってきました。

地震は2011年3月11日午後2時46分に発生し、校舎の窓ガラスが割れたり備品が散乱したため、生徒全員を校庭に集合させました。

この日校長は出張のため不在で責任者がいなかった事で、指揮命令系統を巡って教師間で大混乱に陥りました。

地震の3分後の2時49分に津波警報が出され、消防団と役場の広報車数台が出動して、スピーカーで高台への避難を呼びかけました。

広報車を運転した一人は少なくとも2回、大川小学校の前まで行って避難を呼びかけ、2回目には車を降りて教師らを説得しようとしたが、教師らは耳を傾けなかったという。

生徒を校庭に座らせたまま大川小学校の教員11名は2派に分裂して避難派と待機派に別れ、果てしない論争を繰り返していた。


大川小学校の100mほど裏には裏山と呼んでいた高台があり、そこに上って避難するべきだという意見が出された。

だが教師の一人と”自治会”あるいは保護者の一人が「山に登って生徒が転んで怪我をしたら、誰が責任を取るんだ」と強硬に反対して責任論を展開した。

このとき現場にいた教頭は最初裏山への避難に同意していたとされるが、強硬派を説得できずに議論を続けた。

津波に向かって行進させたのは誰か?

強硬派の教師は「津波は来ないかも知れない。もし津波が来ずに裏山に上って生徒が怪我をしたら、教頭が責任を問われる」と言って教頭を脅したという証言もある。

さらに強硬派の教師らは避難のために駆けつけたスクールバスに生徒が乗車するのも禁止し、バスの運転手は最後までバスの中で子供たちを待ったまま、学校前で津波に飲まれたそうです。

バスに乗車するのを禁止した理由は、全員がバスに乗れないので不公平だとか、何度も往復したら時間がかかる等の理由を言っていたそうです。


ある子供は避難を呼びかける町内放送が聞こえていて、広報車が怒鳴っているのも何度も聞こえたので、数人の児童が裏山に駆け出して、一旦は避難したと証言した。

だが反対派の教師達は山の上まで子供たちを追いかけて引きずり下ろし、全員を校庭に集めて怒鳴りつけていた。

ある生徒は「ここに居たらみんなしぬんだよ!何で先生は分からないの」と泣きじゃくり、ほとんどの生徒が泣きながら怯えていたと証言しました

この間に保護者数人が自家用車で迎えに来たので、保護者と一緒に学校を出た生徒が何人か居ました。

近所の人たちは皆裏山に上って助かったが、生徒らを裏山に上らせるよう提案しても、ことごとく教師に撥ね付けられたそうです。

避難を呼びかけていた広報車の運転手は、林の向こうで轟音が聞こえ、海のほうから津波が押し寄せるのを見ていた。

広報車は大川小のほうに戻って津波が堤防を越えたのを伝えたが、それからまだ5分間教師らは避難すべきかどうか議論を続けた。

そして地震から約40分後の3時25分過ぎに、近所の人は教師らが生徒を率いて北上川の方向に歩き出したのを目撃し、直後に轟音とともに川が決壊するのを見た。

この時ですら行進の最後尾に居た教師と生徒数名は裏山に登って助かっていて、校庭に居たままだったら津波を見てからでも裏山に登れた可能性が高かった。

校庭と裏山は子供でも数分で上がれるほど近く、課外授業などで子供たちはしょっちゅう上がっていた。


なぜ教師らが2派に分裂して校庭で口論を続けたりしたのか、校長不在のなかで教頭派と反教頭派が派閥闘争をしていた疑いが強い。

おそらく反対派の教師にとって避難は口実に過ぎず、教頭を批判して打撃を与えたかったのではないだろうか。

津波が来ているのを聞いた後で、生徒を低地の北上川に向かって歩かせた事は人災だと言える。

最後尾を歩いて一人だけ生き残った教師は証言を拒否したため、保護者や近所の人や生き残った生徒らの証言しか得られていない。

         
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