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岬まき議員の経歴詐称に対する市民の見方!



第1 結論
私は、経歴詐称には当たらないと考える。
第2 報道内容
本日、5月12日のAERA.dotの記事。
『【独自】維新・岬議員に新たな経歴詐称の疑い 大学側「委嘱状は出ていません」 河村たかし市長「デタラメだ」〈dot.〉』
整理すると、次のような事情のようだ。
岬麻紀衆議院議員。
去年の衆議院議員選挙で比例復活当選した。
令和元年(2019年)7月の参議院議員選挙にも、出馬。落選。
この参議院議員選挙の時の選挙公報に記載した経歴を詐称したという疑惑をAERA.dotが報じている。
「亜細亜大学非常勤講師」
『AERA dot.が取材を進めると、大学側に、 <岬麻紀及び岬まき、小出麻紀の氏名の者が本学に非常勤講師として在籍していたか確認いたしましたが、委嘱した記録は見当たりませんでした> などと書かれている内部文書があることがわかった(AERA dot.5月6日配信記事で詳報)。』
「杏林大学非常勤講師」
『AERA dot.が杏林大学に問い合わせたところ、
「杏林大学が過去に(岬氏を)非常勤講師として委嘱したことはありませんでした。岬氏は2016年から数年間、年間2回程度、外部講師としてビジネスマナーなどを講義してもらったことはあります。謝礼も支払っているはずです。杏林大学では非常勤講師というのは教授会など大学のしかるべき機関で諮られて、委嘱状が交付されます。岬氏には委嘱状は出ていません」 との回答だった。』
『AERA dot.は、岬氏が支援者に宛てたメールを入手した。そこには、
<5/6のAERA dot.の記事に関してお騒がせしております。私は亜細亜大学では国際関係学部、杏林大学では総合政策各部にて2、3年生を主対象にインターン直前、就活のビジネスマナーやコミュニケーションの単位に関わる正式な授業のコマ講義として担当いたしました。……>』
以上を前提として、検討する。
第3 公職選挙法の規定
公職選挙法
(虚偽事項の公表罪)
第二百三十五条 当選を得又は得させる目的をもつて公職の候補者若しくは公職の候補者となろうとする者の身分、職業若しくは経歴、その者の政党その他の団体への所属、その者に係る候補者届出政党の候補者の届出、その者に係る参議院名簿届出政党等の届出又はその者に対する人若しくは政党その他の団体の推薦若しくは支持に関し虚偽の事項を公にした者は、二年以下の禁錮又は三十万円以下の罰金に処する。
2 当選を得させない目的をもつて公職の候補者又は公職の候補者となろうとする者に関し虚偽の事項を公にし、又は事実をゆがめて公にした者は、四年以下の懲役若しくは禁錮又は百万円以下の罰金に処する。
「当選を得…る目的をもつて公職の候補者…の…経歴…に関し虚偽の事項を公にした」場合に成立する。
「当選を得る目的をもって」「公職の候補者の経歴に関する事項を」「公にした」ことは、間違いない。
第4 虚偽性の判断基準
では、公にした事項が「虚偽」だったと言えるか?
私は、虚偽ではないと考える。
選挙公報。一般人を対象にする。
そこで用いられた言葉の意味も、一般人の理解を基準に判断するのが適切。
第5 「非常勤講師」だったか
岬氏は、講師だったか。
「私は亜細亜大学では国際関係学部、杏林大学では総合政策各部にて2、3年生を主対象にインターン直前、就活のビジネスマナーやコミュニケーションの単位に関わる正式な授業のコマ講義として担当いたしました。」
「単位に関わる正式な授業のコマ講義として担当」。
正式な授業を担当して教えた。=講義をした。
講師とは、『①講演などをする人。②大学・高等学校などで嘱託を受けて講義する人。また大学などで、教授・准教授に準ずる職務を行う教員の職名。「非常勤――」』(広辞苑第6版)。
「大学……で嘱託を受けて講義する人。」に当てはまる。
「また」は選択的。
いずれかに当てはまれば、講師の②の定義に当たる。
岬氏は、講師だった。
「非常勤」か。
非常勤とは、『常勤でないこと。「――講師」』(広辞苑第6版)。
常勤とは、『毎日一定の時間、常時勤務すること。また、本務として専任であること。「――講師」↔非常勤』(広辞苑第6版)。
岬氏は、常勤だったか。
2つある「常勤」の定義(選択的)のいずれにも、当てはまらないだろう。
常勤ではなかった。つまり、非常勤だった。
岬氏は、非常勤講師だった。
一般人が受け取る、通常の言葉の意味においての「非常勤講師」だったという実態がある。選挙公報の記載に対応する事実関係があった。
→虚偽ではない。
第6 正式な職名としての非常勤講師
ただし、大学の説明。
大学の職名として「非常勤講師」というものがある。これは、委嘱状が出されるそうだ。
この委嘱状が出される正式な職名としての非常勤講師ではなかった。
選挙公報には、「委嘱状による」という事実は、記載されていない。
「委嘱状による非常勤講師」と記載していたら、「虚偽」となるだろう。
単に「講師」と書くと、常勤の講師と勘違いされるのではと考えて、常勤ではないという意味で、「非常勤講師」と書いたのでは?
大きく見せる・実際よりもよく見せるという行為ではなく、むしろ逆。
第7 結びに
『元検事で大学教授を務めていた経験がある郷原信郎弁護士は、
「委嘱状がないのに非常勤講師だと主張するのは無理がある。それを選挙公報に掲載したとなれば、公職選挙法235条に抵触することになりかねません。ただ教授などと違い、非常勤講師という肩書を選挙公報やメディアで出したことで、岬氏の評価、イメージがどう変わったのかがポイントではないでしょうか」』
ごうはら のぶお
「委嘱状がないのに」
「委嘱状」の有無は、選挙公報からは、読み取れないと、私は考える。
「委嘱状による非常勤講師」と読み取れるとするのは、「無理がある」と考える。
外部講師は、大学の職名の仕組みまでは、知らなくても、仕方ないと思う。
国会議員。
非常に高い地位。重要な地位。
厳しく調べられる。厳しく批判される。
しかし、これは、あまりにも厳しすぎる。
あまりにも、細かすぎる。
『一方、「二つの大学の非常勤講師として務めたことがないのに、虚偽の経歴を選挙公報に記載した公職選挙法違反の疑いがある」などとして、東京都の男性が5月10日までに名古屋地検に告発状を出した。』
「出した」に注目。「受理された」ではない。受理されている訳ではないと思う(推測)。
こんなのが受理されたら、お気の毒。前歴が付いてしまう。
『改めて岬氏に取材したところ、秘書が、
「二つの大学で教えていたことは事実。非常勤講師という呼び方、言い方に問題があり、認識不足でした。経歴詐称とのことで告発されている報道は承知しており、その点は法的な判断に委ねるしかない。松井代表から、厳しい指摘がなされているが、二つの大学で教えていたのは事実なので、きちんと説明したいと考えています」 と回答した。』
認識不足。
それほど、不足してもいないと思う。
AERA dot.
取材の努力は、すばらしいと思うが、無理矢理感がある。
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